スポーツへの応用方法
こんにちは。JHLの安達です。
先日のPRT療法セミナーでも表題の話題が出ておりました。
実際に私も治療家の端くれですので治療院でもPRT療法を利用します。
仕事の事で布野先生と電話で話してたのですが「ゴルフとの相性良いよね。」という事。
他にも陸上やパワークリーンややり投げといった競技にも
その人の身体を確認して予測を立て「この方向に重心をコントロールしたら行けるなと。」
人それぞれに合わせて施術をする必要がありますが効果はあります。
まだまだ治験を重ねる必要はありますが…。
そのあたりもどんどん情報が集まったら発信していければなと思っています。
ゴルフと相性が良い理由を考察
PRTの利点は重心のコントロール、身体の緊張をリセット出来る所にあります。
高齢者の方ですと立った際にフラフラとしてしまうぐらいです。
*30秒ぐらい経つと足の裏からの情報は脳に行き正常に立てるようになりますので大丈夫なのでご安心下さい。
ゴルフがすこぶる苦手な私ですが苦手というからにはやった事があります。
ハーフで100超えてましたから、全ホール回るのはゾッとしますね。
この経験からゴルフというスポーツが気になり
日本ゴルフフィットネス協会さんセミナーに参加するに至るのですが
立位で足の裏が固定されている状態で身体を捻り一方向にずっと動かしていくスポーツというのは
本当に身体に負担が掛かりますし、動き自体がすごく難しいです。
私の勝手な見解ですが「いかに股関節をロックさせないか」が重要なのではと思っていて
やはり捻る動きですから球関節でもある股関節が動かないだけで
腰、肩に痛みが繋がりやすいという印象。
勿論、肩甲骨の動きや胸椎の動きなどもみていくのですが
治療院でゴルフをやられて痛みが出やすい方は中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋あたりに
硬さが見られて股関節の動きに制限をかけている方が多いです。
でもフォームを作ろうとすると骨盤を前傾に持っていきたい為
股関節も脊椎もCPPになりやすくそのせいで動きが出にくく故障に繋がるのでは?と思います。
PRT療法の利点は冒頭にも書いてありますが身体の緊張をリセット出来ること
そして、重心のコントロールが出来る事。
後方重心の方が無理に前方重心の動きをしようとすると身体に負担が出てきてしまいますが
前方重心の方が前方重心の動きをしてたらスムーズに行える。
シンプルに考えるとこのあたりになってくるのかなと。
人の重心を見極める
前に体力測定×PRT療法というのを行なった事があるのですが
前方重心に持って行った方が成績が良いと思いきや
種目によっては後方重心にした方が成績が良い方もおり
PRT療法をスポーツ現場で応用するにはこの見極め方を極めないと
逆にパフォーマンス低下に繋がってしまうので
そこは注意していかなればいけない部分だとも思います。
セミナー情報
・2019年11月10日(日)PRT療法(アドバンス)
PRT療法を膝の痛みに応用する方法をご紹介!
進行しすぎたOAや靭帯損傷を除いた軸の乱れによる痛みに対するアプローチ方法です。
PRT療法以外にも布野先生が実際に治療院で行なっている方法もセミナー内でご紹介致します。
*過去に初級編、ベーシックを受けられた方のみご参加可能となります。
・2019年12月8日(日)PRT療法(ベーシック)
・2020年1月26日(日)PRT療法(ベーシック)
感覚、固有受容器への入力でモーターセットを自在にコントロールする準備メソッド
場所:台東すこやか整骨院
住所:東京都台東区根岸2−11−6石巻ビル2F
料金:33,000円(税込)
*リピーター価格あり22,000円
PRT療法HP