肩甲上神経が支配する筋肉
こんにちは。JHLの安達です。
今回の内容は、肩甲上神経のお話。
肩甲上神経は棘上筋と棘下筋を支配する神経です。
これらは教科書上でのお話しでまとめると肩関節の外旋筋に当たります。
人の体は肩関節内旋筋の方が大きく強く数も多いです。
その為、肩甲骨の筋膜は発達しやすい事が特徴です。
なのでこの筋肉達が弱くなってしまうと重篤な機能障害が出てきます。
肩甲上神経の走行って?
肩甲上神経は肩甲骨の外側をぐるっと回って中に入ってくる構造になります。
*青く変色しているところが肩甲上神経
この走行はとても特徴的な走行になっています。
首から外側に伸びた神経がぐるっと回ってくる為
不良姿勢と言われる円背の方々は肩甲骨が外転するので
肩甲上神経に伸長ストレスが加わる為、神経の働きが鈍くなると
筋肉の萎縮であったり背部痛を訴えたりと症状が出てきます。
上記にも記しましたが数少ない外旋筋でありますから
肩を使う運動をする方は機能低下を引き起こすことは避けたいわけです。
また、棘上筋は肩外転や挙上時に骨頭を抑える役目もありますから
外旋以外の動きでも重要な筋肉でもあります。
こんなところにも注目!
面白い構造だなと思うポイントですが
上肩甲横靭帯の下を肩甲上神経は通過します。
体の様々な関節を見てみても肩関節の可動性というのはかなり大きいです。
その為、大きく動かしても肩甲上神経が逸脱しない工夫としてこのような構造が
あるのではないかとも思います。
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